
FW 6.20 ではいくつかの隠された機能が FW を保護していることについて PSP GEN で説明されています。
PSP を改造できないようにするため ソニーは今まで FW のアップデートによって数多くの exploit を塞いで対策してきました。
しかし この対策では PSP-1000 や 対策されていない PSP-2000 でパンドラバッテリーのツールを動作させないようにすることができません。
パンドラバッテリーに対抗するためソニーは TA-088 v3 基板の PSP-2000 や PSP-3000 で CFW をインストールできないように対策しました。
こ の対策に対抗できた 最初のステップは Davee 氏による HEN や 5.03 GEN for HEN でしたが PSP-3000 を完全にハックすることはできませんでしたが これにより PSP-3000 で CFW の機能が使用できるようになりました。
しかしながら この exploit は FW 5.03 というバージョンの制約がありました。

ここ数ヵ月では FW 5.55 以上のバージョンを要求する UMD で CFW で起動できないようにゲームソフトで対策されてきました。
しかし Yoshihiro氏 からリリースされた 5.55 & 6.00 Games Decrypter によって FW 5.55, 6.00 を要求する UMD が CFW でも起動できるようになりました。
また FW 6.10 を要求するソフトも起動できないように対策されましたが同様に CFW 5.50 GEN-D3, 5.03 GEN-C for HEN で起動することができるようになりました。
それ以来ソニーは また新しく別の方法でより効率的に CFW を対策してきました。
今まで私たちは この対策について語っていませんでしたが 今回のこの対策についての状況を明確にします。

ソニーが重大なセキュリティの監査を行ったため 私たちの知っている FW の exploit の多数が塞がれていました。
セキュリティ監査とは セキュリティホールの洗い出し セキュリティ問題につながる脆弱な設定 および攻撃者にとって意味があるデータの収集が可能かどうかを技術的な側面から監査する作業のことを指します。
これにより FW 6.00 から非常に大きなクリーンアップがされたため 我々に大きな混乱をもたらしました。
また この中でも最も驚いた点が FW 2.00 からあった公開していない exploit がブロックされていたことです。
今回は 今までとは違ってソニーが CFW 対策に真剣に懸命に取り組んでいることが伺えます。
これらは悪いニュースですが もし exploit が見つけられれば FW 5.03 にダウングレードして HEN を動作することが可能になります。
これは ソニーが FW 6.20 以上でしか動作しない新しいマザーボードの PSP を作らない限り防ぐことはできません。(FW 1.50 の時はこの方法で対策されました)
そこで FW 5.03 以降のバージョンの PSP-3000 や 対策された TA088 v3 基板の PSP-2000 を持っているユーザーは exploit が見つかってダウングレードができるようになることを祈りたい。
我々は CFW 5.50 GEN-D から CFW 6.XX GEN にアップグレードする必要が無い理由について既に
Pourquoi ne pas proposer un Custom Firmware 6.xxGEN ? で説明しました。
また FW 6.XX の階層構造が大幅に複雑な進化していたと説明しました。
私は CFW の機能を作成するのに多くの時間が必要になります。
もし我々が CFW 6.20GEN をリリースするとしたら 構造的な変更を行いますが ユーザーには扱い易くします。
実際 上記のニュースで説明した通り 我々が存在するすべての希望, または ほとんどのものは少なくとも リメイクするために必要な開発者がいなくても正常に動作しています。
関連リンク:
Firmware 6.20 : Hidden features inside ! - PSP GEN
ソニーは CFW の元となる FW 自体で対策しまうことで CFW 自体を根絶してしまうという手段を取りました。
この対策には FW 6.20 で CFW をFW 5.03 にダウングレードすることによって HEN を動作させるという手段が一番有効なようです。
FW 5.03 以降のバージョンの PSP-3000 や 対策された TA088 v3 基板の PSP-2000 を持っているユーザーとっては朗報ではないでしょうか?
パンドラバッテリーがリリースされて以来 ダウングレードと言う手段がまた有効になるとは思いませんでした。
しかし ダウングレードは基板による対策によって対策されてしまう可能性があります。(過去にも FW 1.50 へダウングレードする際に基板による対策をされたことがありました)
また FW 自体の対策で CFW 6.XX を開発するのは難しいためリリースされないかもしれませんが 気長に待つしかありません。

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