
PSP起動時に アプリ や ISO を直接起動することができるプラグイン AutoStart v5.5 がリリースされました。
AutoStart は PSP を起動した際に XMB を表示することなく直接 アプリ や ISO を起動することが可能になる便利なプラグイン です。
前回からの変更点:
- フックメゾット を変更して IR Shell のような 自作アプリ でゲームの終了が正常に動作するようになった
- 電源をオフにした際に 画面が元に戻らなくなったバグを修正
- PSP 起動時に LED が点滅しないようにした
- オプションメニュー設定 の テキストファイル を分かりやすいように作成した
PSP を起動したときに ISO や アプリ を XMB から選択して起動する手間が省けます。
また ボタン割り当てをすることによって 起動する ISO や アプリ を好きなように起動することもできます。
[ 手順 ]
- CFW 導入済みの PSP-1000/PSP-2000
1.メモリースティックの ルートディレクトリ(PSPフォルダがあるところ)に seplugins フォルダを作成します。 ※すでに作成してある場合はしなくて良い
[ 右クリック>新規作成>フォルダ で作成する ]
2.AutoStart V5.5 をダウンロードして 解凍します。

3.解凍してできた AutoStartV5.5 フォルダの中にある AutoStart.prx を 手順1 で メモリースティック の ルートディレクトリ に作成した seplugins フォルダの中にコピーします。

[ フォルダ構成 ]

4.メモリースティックの ルートディレクトリ に作成した seplugins フォルダの中に vsh という名前の テキスト ドキュメント(vsh.txt)を作成する。 ※すでに作成されている場合は作成しなくて良い
[ 右クリック>新規作成>テキストドキュメント で作成する ]

5.手順4 で作成した vsh.txt に「ms0:/seplugins/AutoStart.prx 1」と書き込みをして 上書き保存 をする。
※すでに書き込みがある場合は下記の様に改行して追記してください
ms0:/seplugins/~.prx
ms0:/seplugins/AutoStart.prx 1 |
6.これでプラグインの導入は完了です。
AutoStart Configurator の導入 |
7.解凍してできた AutoStartV5.5 フォルダの中にある「AutoStart Configurator」フォルダを メモリースティック の
PSP/GAME/ フォルダ の中にコピーします。
[ メモリースティック構成:PSP/GAME/AutoStart Configurator ]
8.これで AutoStart Configurator の導入は完了です。
AutoStart Configurator 設定 |
9.XMBの ゲーム>メモリースティック から「AutoStart Configurator」を起動します。
10.PSP を起動した際に起動する アプリ や ISO に割り当てたい ボタンを ×ボタン で選択します。
※例えば □ボタン にゲームの ISO を割り当てた場合は □ボタン を押しながら起動すると 直接 ISO が起動します
- Square:□ボタン
- Triangle:△ボタン
- Circle:○ボタン
- Cross:×ボタン
- L Trigger:Lボタン
- Start:STARTボタン
- Select:SELECTボタン
- Note:♪ボタン
- Screen:輝度ボタン
- Home:HOMEボタン
- Autoboot:自動起動(ボタンを何も押さなくても自動で起動)
11.選択したボタンに割り当てたい アプリ や ISO を ×ボタン で選択します。
12.これで アプリ や ISO の ボタン割り当てができました。
※他のボタンにも 同様の手順で アプリ や ISO を割り当てることができます
- △ボタン で設定をリセットします
- Rボタンで オプション画面を開きます
13.設定が完了したら HOMEボタン でアプリを終了します。
手順10-11 で設定したボタンを押しながら PSP の電源を入れると割り当てたボタンごとに対応した アプリ や ISO を起動することができます。
また XMB で Rボタン と 手順10-11 で設定したボタンを同時に押すと 割り当てたボタンごとに対応した アプリ や ISO を直接起動することができます。
設定を変更したい場合は再度 AutoStart Configurator で設定することができます。
AutoStart プラグイン を使わなくなったりして 無効にしたくなった場合は 手順5 で vsh.txt に「ms0:/seplugins/AutoStart.prx 1」と書き込んだものを
「ms0:/seplugins/AutoStart.prx 0」
に変更して 上書き保存することによって 無効になります。

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